

白菜をスーパーで購入した場合 ほぼ100%農薬が使用されています。白菜はとりわけ害虫に弱いんです。白菜に使用する農薬は欧州では使用禁止になっている農薬を使用するケースが多くできれば使用を避けたいところです。その農薬は洗っても落ちません。
農薬にもピンキリがあって、お酢も農薬で、これは経験上、人間が飲んでも大丈です。無農薬にこだわるつもりはありませんが、怪しい農薬は使いたくないですね。植物由来のニーム油、ハッカ油も農薬に分類されますが、使っても問題がないように思います。昔からの食品添加物に使用されている農薬もあります。納豆菌も農薬です。
先の農薬は、日本で使用が普及して以来、琵琶湖で川エビが取れなくなり、昆虫の神経を狂わせる性格の農薬で実は哺乳類にも悪影響があり、うつ病の増加と農薬の普及が相関しているという報告があり、ネズミに投与すると、部屋の端っこにうずくまるような奇異な行動を取るようになるとの実験結果もあるようです。怖いです。
日本では哺乳類には害はないとして承認されていますが、欧州では禁止されているのです。日本でも佐渡ではトキを守るため使用を自粛していて、自粛以降、トキの繁殖が安定したとの報告があるのです。この農薬怪しいですよね。
私たちは白菜を防虫ネットの中で育てます。何もせず白菜を栽培すると虫食いだらけにされます、メッシュみたいな。それを避けるため肥料を減らせば結球しないんです。とても難しい作物です。みんな防虫ネットで育てれば良いんですが、白菜1個400円くらいで買ってくれるならそういう栽培方法も可能です。防虫ネットとっても高額です。
今日は、白菜を間引きました。間引いた白菜は、白い部分も柔らかく、鍋にしても美味しいです。白菜とは別物です。サラダにしても美味しいとのことで明日はサラダにしてみます。
怖い話をしましたが、農業をかじり始めて、スーパーに並ぶ野菜を見ると、形も良く、虫食いもない。そしてとっても安い。自分の作る野菜はこんなふうにいかない。すごいギャップを感じるのです。
理想を求めて、完全無欠のすごい野菜なんて作れないんだけれど、自分が食べたくない野菜は作りたくない。多くの農家さんも同じ気持ちなんだろうけど、自分用の田畑を別に用意する農家は普通のことで、消費者用の受けの良い野菜、それを規定しているのは農協だったりするので、農協が売る、肥料や農薬を使って、芸術品のような工業製品のような野菜を作ることになっちゃう。それが農業ということらしい。誰も虫食いの形の悪い野菜なんて選ばないからね。アイロニーなことです。


