
小雨が降りそぶる中、こすぎファームさんの黒枝豆の特別販売です。正月の黒豆を枝豆のうちに枝豆として収穫するのです。
こういう売り方をするのが夢 って、言われて、全くピンと来なかったのです。直売所が立ち上げの時期で、自分らも含めた生産者に公平公正な運営を心がけているので困惑していたのです。
てっきりビニールに入れて出荷調整して枝豆を売るのかと思っていたら、収穫箱にボンボンと採れたての枝豆を入れてドンドン運び込みます。慌てて臨時のテーブルを作ってそこにブルーシートをかけて、それから枝を揃えながら紙に包んで売る準備完成。
その様子を見てはたと思い出しました。夏に枝豆を売り始めた頃のお客様との会話です。私新潟の出身でシーズンになると農家さんが自分たちの畑の前で土がついたまんまの枝豆を売るのよ。それがめちゃくちゃ美味しくて、こっちにきたらふにゃふにゃの変な枝豆ばかりだからがっかり。でもこないだどうせダメだろうと思って買ったここの枝豆が美味しくって、懐かしくって涙が出た。取り寄せて食べてる枝豆より美味しい。やはり鮮度なのよね。
そうか小杉さんがやりたくって僕に言ってきたのはそういうことか。枝豆が美味しいから高島屋とかで売ったら良いよって、頓珍漢な話をしていました。
初めての販売で雨模様の天気もあって売り上げが今一歩です。店員ばかり多くて。bunsen はさつまいも掘りに出かけました。雨が本格的に降ってきて、直売所に戻ります。それから傘をさして畑の様子を見つつ散歩に。その間、ずーっと思考を巡らせます。
直売所と直売の両立についてです。両者は言葉は近くても全く別物。
お店に戻ると、あれ、小杉さんは?売り切れたから帰った。あそう。嵐のようだったな。私たちは、頂いたおにぎりをパクパクしながら、吉見さんから預かったトマトを交互に店番しながら売り続けます。いつも大量買いしてくれる緑園の社長が来てくれたのに多めに売れ残りました。天気も悪いし店を締めよう。普段は売り切れまで踏ん張るのですが、天気もあって諦めます。
Ryoko 、トマトもさー、枝豆やとうもろこしのように出荷調整しながら売れないかな?何するの?芽かきはどう?あなた自分が何を言っているか分かってんの?なるほどね。生産した野菜によってベストな売り方が違うのです。ここに突破口があるかもしれません。出荷調整しながら売った方が良い野菜って他にあるかな?うーん。落花生?それも塩茹で販売並列みたいな。なるほどね。
考えすぎて頭がタコツボになったので考えるのをやめます。
18時に地元の農業関係者の方に声をかけられていて、夕食会に赴きます。こういうことは初めてで少し緊張します。みんな車で集まるのでお酒はなしです。めちゃくちゃ楽しい話でした。みなさん本当に多様な角度から農業に接しられていて、目線が上がりました。お手製の味噌をお土産に頂きました。
来年少しきゅうりを作りたい。畑の中にマウントがあって困っている。など、細かい話も皆さん相談に乗ってくれて本当に嬉しかった。
みなさん地域のことにものすごく精通していて、こりゃー、いい加減なことをやっているとすぐにバレるな。それはそれで厳しいところです。
30年もサラリーマンをやっていると、脳みそが固くなるな。この人たちの自由さに自分が付いて行けない。しかし、外形的に最も自由度が高いのが佐藤農園のはず。もう少し強く進めても良いのかもしれない。
一日中、脳みそが回転して、疲れました。不思議と充実した1日、振り返ると芋掘りやっただけ。
Ryoko 仮にさ、とうもろこし8反やって、うまく行って収益このくらいだろ。一体全体Hさんはどんな働き方してんだろうね。だってヘッドランプつけて畑にたね撒いてるのよ。俺らもやる?青野原でやったら猪に襲われるわ。Mさんみたいな就農スタイルを勧められたけどその人知ってる?確かとうもろこしやるならこの人に聞いた方が良いと、中山さんに教わった人じゃないかな。会ってくれなかったわ。なかなか難しいな。


