148円後半。財務省が介入を仄めかすが、米国CPI発表直後、介入した痕跡がある。介入してもちょっと止められない。介入の直後が買い時だろう。

前回の介入で3兆円のドルの準備金を使ってしまって、現金ベースでは、残り14兆円しかない。米国債を売ってドルを手に入れようとすると、米国債を売ればその分米国の金利が上昇して円安を助長してしまう。困ったものだ。

日本国債は新規発行分が3日間買い手がつかなかった。2本の借金をこんな安いレートで引き受けられない。どうせ買うなら米国の国債だろう。高利回りだし。日本は金利を上げなければ、つまり国債の値段を下げなければ国債が売れなくなってしまった。

つまり、日本は金利を上げざるを得ない。強制的に。いよいよ、低金利で生き延びてきた企業は終わりを迎える。それがいわゆるグロース株と言われる分野だが、低金利で助かってきたのはそれだけではない。住宅ローンを組んでいる、組もうとしている人々。それから、日本の国、そのものだ。

政府は貿易収支黒字で高度成長の時代から今に至るまで、国債を乱発し、税金をばら撒き、気がついたら、貿易収支は赤字に転落し、国民は高齢化、にっちもさっちも行かなくなってしまった。でも同じことを繰り返している。

繰り返せなくなって、追い詰められて、それでも、それをやっていかざるを得ない。一度壊れるしかないのかもしれない。

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