吉見さんから、見るように、とメールが来て、あわててチャンネルをあわす。

化学肥料の高騰で離農が進む話から始まり、化学肥料を使わない有機栽培へのシフト、各地の取り組み、推進にあたっての課題へと話が進む。

ストーリーは綺麗だし、評論家や権威の人の話もきれい。慣行農業で疲弊した土地を有機に適した土地に変わるまでの、凌ぎ。補助金を積極的に使えば良いと話は進む。

日焼けもしていない権威の人に語られても素直になれない。

補助金を利用するのは是だが補助金に頼る構造は非だ。

有機栽培の虫食い野菜、健康だが細い野菜、それらを嫌う消費者の議論がされない。

美しいストーリーに寄せて作った番組で多少不愉快だ。

有機栽培を否定するつもりは無い。

防虫ネットで虫を避けるも、中に虫が入って虫のカゴになってしまう苦悩。梅雨に有機適合の農薬で踏ん張るもどんどん病気が進行する苦悩。出来た野菜はかなりの確率で虫に穴を開けられる。うどん粉病にかかる前提で栽培するきゅうり。

こんなことを不足分は補助金でと言われても打ち切られたら即死の補助金は生き死にのカンフル剤であって頼ったらおしまいだよね。

日焼けもしていないおじちゃんがこんな苦悩を知っているわけがない。なんで世の中は少しずつ嘘つきなんだろうか。

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