
トウモロコシの苗が育ちすぎて、早く植えないと。苗を日向ぼっこさせながら困ります。実はダンポールというグラスファイバーでできている支柱がまだ納品されていないのです。600本注文しています。
そこへ発注先のカインズから入荷したとの電話。大急ぎで引き取りに行きます。1本200円でこれだけで10万円を超える支出になります。
畑に戻り、60センチおきに支柱を立てて、10本ごとに金属の強い支柱を入れます。これは茨城の古河まで購入に出かけた代物です。
それから換気穴のついた農業ポリ資材を広げます。200mで4万円する資材で、レタスの栽培にも使うので今回4本購入しています。農ポリのトンネルを広げると、金属の支柱にパッカーという強いクリップで頂上をブレないように固定、更に、風で飛ばされないように支柱ごとに43センチの杭で、マイカ線とい農業でビニールハウスの固定などに使われる簡易ロープで地面押さえつけます。あまり強く抑えないのがミソです。
この後、パオパオという不織布をトンネルの中に通して、それを毛布のようにして、その下に苗を植えることになるのです。
1本500円でも採算が合わないという理由がお分かりいただけましたでしょうか。霜、獣害、鳥害、虫害のリスクをかいくぐりながら、更に、雑草と戦い、ようやくトウモロコシが完成します。ですから電気柵も必要となります。時給50円となるわけです。50円どころかマイナスにもなってしまうのです。
上手く売れて200円でしょうから、この地域の皆さんは獣害の深刻化とともに生産をやめてしまったのです。
道ゆく人に聞かれて、とうもろこしやっているというと、鹿や猪は電気柵で防げるけど、ハクビシンと猿は難しいよ。頑張ってね。と、敗戦前提の会話をされて行きます。
直売所の人気商品。頑張りましょう。


