インフレーション抑止のためにドル高を進めれば、ドルの購買力は上昇し、物がドルに対して相対的に安くなる。円は最も安くなった、ゴールドも、シルバーも、当然株も。あれ、安くなってない、というか、むしろ値あがっているチャートが。原油、天然ガス、更に、ここが70年代と最も異なる点だが、農業商品が値上がっている。ドルが上がった以上に上がっている。これではインフレは止まらない。まずくないか。

サウジは原油の減産を決めた、ロシアは欧州へのガスパイプラインを点検と称して止めたばかりか、持ってきようのないガスを燃やし始めた。これらは極めて政治的な出来事で70年代と似ている。問題はその先、農作物の値上がりが止まらない。

ウクライナ、ロシアの戦争しているあのあたりは、大穀倉地帯、この事情はわかるけど、それ以上に、異常気象で米国のコーンベルトは熱波でやられ、更に中国。中国は蘇州実れば国家足る と言われる大農作物エリア、揚子江域は旱魃と水害、熱波の繰り返しで、農民たちは飢えに備えてサツマイモを植えはじめたらしい。ドイツライン川の水量が減り、内陸まで液化天然ガスが運べないという事態も。

首相が慌てて原発の再稼働を指示する気持ちもわかるが、ここで未曾有の地震が発生でもしたら、泣き面に蜂 となる。

という世界情勢は短い人生だけれど、オイルショックの上を行く、大ピンチ、人生で初めて経験するピンチな気がする。具体的に戦争に巻き込まれることのなかった人生だけれど、危うい。

シカゴ市場のコーンを先物で買ってみたが結構利が出た。原油、砂糖、天然ガスも遅ればせながら買ってみようかと。こういう意味不明な投機マネーがますます値段を押し上げるので事情は複雑になる。でも自分の資産は自分で守らないとこれから生きていけない。

毎日、勤勉に働いてコツコツ日本円を貯めて、一方で、物価が上がり、円が切り下げられたのではたまったもんではない。生きにくい世の中になった。家族を守るのが精一杯だ。

画像の上はコーン、下は原油のチャート。ー

おすすめの記事