義父の体調がすぐれず、桜の咲く頃、藤野に越すことにした。

実父の透析が始り地方への転勤をお断りしたことがあった。当時は介護に理解がなくその後の処遇には恵まれなかった。妻は献身的に私の父の面倒をみてくれた。フルタイムで働くことはできなかった。

両親の面倒をみるのは当たり前のこと。核家族化が進み、面倒をみるのが特別なことのようになってしまった。社会保障費が膨らむわけだ。

私は通勤は遠くなるけれど畑には近くなる。

2月のはじめ体調を崩して5日ほど入院した。自分もそろそろガタが出てきた。妻は自分の老後の世話をするという。では、彼女の面倒は誰がみるんだ。一番多く世話をしてきた彼女を。私はまだ死ねない。少しでも長く、しかも面倒をかけないように生き延びないといけない。老後って厳しいな。

 

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