米国雇用統計が発表されて予想より強かったことからドル円が急上昇、GOLDは2%下落した。今週買い向かった米国債は下落したが、円で買いに行ったので為替で相殺された。多少。

事前の指標では弱さが出るはずだったが意外にも強かった。こうなると金利の高止まりが想定されて株式市場にはマイナスに働く。Good news is badnews. 不思議なことだ。

金利を下げないと景況をよくできないほど悪くなると、その後、よくなることを先読みしてマーケットに資金が流れ込む。中央銀行が刷りまくった札束が巨大投資家のポッケに溜まっていて、安くてこれから伸びるところに順番に突っ込まれては潮のように引いていく。サプライサイドマネタリズムの行き着いた先だ。限界だろう。

通貨が金との交換から離れて、ケインズが考えたニューディール政策から、つまり、政府が公共事業を起こし失業者を救い、底から購買力を上げて景気を良くする金融政策が当初うまく行ったが、即効性の低さから、以降は、直接市場に通貨を流し込む、マネーの供給量をコントロールする方法に切り替わり、その後発生したリーマンショック以降は刷りまくり、刷りまくり、出口戦略をどうするか、刷るのをちょっとやめないとね。と、言いつつ、刷りまくっていたのが、コロナでまた、一気に通貨量が増大して、サプライの混乱もあって、一気にインフレに向かった。ようやく、日本を除き引き締めに入ったが、刷りまくった札束は、市場の中で偏って存在し、極端な貧富の差を生んだ。こうなるとケインズの底上げ方式の方がまだ良かったのかもしれないとも思う。

シャンパンタワーのように通貨を流し込んだが上の方のグラスが大きくて下まで行かなかった。だったら下からジワジワシャンパンを注いだ方が良かったのかもね。 単純にいうとそういうことだと。

Bunsen は憂国の人でないので、自分とその家族をどう守るかだけに収斂すると、通貨は刷られる、その供給量は年8%増加。株式の成長に等しい。自分の資産を相対的に守るには8%以上の成長が必要ということ。通貨を持っていては8%の勢いで減損していく。

時代は向きを変えて 物 現物に 価値が向かう。ゴールドは4倍になった。

労働を提供して通貨を得る。その通貨は給料と言われるが、コントロールされて、生かさず殺さず、ちらつかせ、最後には絞られて、切られる。それをまた労働者がやってるのだから、意味がわからん。これから50年もすれば、不思議な時代だったねとなるだろう。労働者は雇われ経営者も含めて残念なことだ。ここに進むべき道があるのだろうか。もうちょっと早く踏み出しても良かったのかもしれない。

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