
他人の失敗は蜜の味 これは格言なのか、何なのか。Bunsenは、そういうメンタリティになった事がないですし、あんまり好きでないです。プールは水に入るところでプールサイドで寝そべって溺れている人を指さして楽しむのは、あなた先ず水に入りなさいよ、と言いたくなります。
年を取ってからマスコミの有用性に気づいたけれども、マスコミ業界に行く同級生が多い中、まったくその道を考えなかったのは、マスコミは土台、プールサイドと思っていたからです。
さて、3月3日 創業2周年を前に、佐藤農園の方向性を確認しましょう。津久井には新規就農で農業に就かれた先輩が多く、勉強になります。
マーケッティングの基本のSWOT分析をしてみましょう。
強みは、直売所を利用できること、女性目線の経営、多方面の人脈、豊かな農地、2馬力、消費地に近い圃場、美しい青野原
機会は、橋本の発展、高速道路の進展、観光やアウトドア志向で直売所の前の交通量増加、青野原の過疎化、青野原のポテンシャルが気づかれていない
弱みは、後継者がいない、経験の浅い農業技術、圃場面積が小さい、圃場が散らばっている、地域との結びつきが弱い、販路が限定的、農業設備未整備、投資が嵩む
脅威は、獣害被害の拡大、猛暑、青野原への新規就農者増加で農地が確保しにくくなって来た、資材高騰、
ふー、続きはまたにします。
農業の政策方向は、キーワードを並べると、スマート農業、大規模化、一方で、有機栽培を増やそうと。支離滅裂に映りますが意外とそうでも無いとも感じています。
いちごの消費をイメージして、ジャムにしたいから大量に安いイチゴが欲しい。贈答に高級なイチゴが欲しい。観光でいちご狩りがしたい。と、多様なわけです。
すべての野菜の品目に当てはまるわけでは無いのですが、例えば、ジャガイモに、いちごのような、ニーズのバリエーションがあるかといえば、日常使いの安定したニーズはあるものの、新鮮なジャガイモを その場でとれて、かじって、楽しめるかと言えば微妙な品目ですよね。ニーズと地域性、それとも品目の掛け算で考えていくことになります。
佐藤農園は、大枠では、小規模、都市近郊型の農家であり、政策の方向性の中では 有機だとか、消費者の狭い志向に対応していくことが、方向性であるべきで、吉見農園さんや、中山ファームさんは、神奈川県で唯一、夏にトマトをハウス栽培している農家さんで、その特筆すべき状況は、都市近郊でありながら涼しい場所、の青野原、青根にあることに恵まれてのこと。これは狭い志向を充分に満たす状況といえます。さすがだと思います。
ハウスも持たない、佐藤農園としては、これからハウスを作るのはやめにしています。ハウスが高騰しているのもありますが、籠って働くのが、もうサラリーマンで十分やって来たので、風と風景の中で働きたい、そういう勝手な思いからです。
恵まれて直売所をお借りできて、お客様と接する中で、いろいろ気付かされることがありました。安くて、新鮮な野菜。このニーズはもちろん強いですが、美味しかったからまた買いに来た。ルバーブとか作ってくれませんか?そこのひょうたんください、そしたら野菜全部買います。とうもろこしもう無いんですか?苔売ってくれたら買うよ。焼き芋やってくれるの?何か体験みたいなことできませんか?畑、見たい。
道路っペタですから長居はしないのですが、お客様の要望は多様で、何回もすみませんと要望に応え切れず謝りました。
すべての要望に応えるのはできません。圧倒的な要望はトウモロコシでした。獣害のリスクはあるのですが、新鮮さに価値があり、都市で新鮮なのは希少性があります。作れば作るだけ売れます。しかし季節が閉じられます。夏。
いろいろ頭には浮かびますが、直売所の魅力を増す これが大きな意味での佐藤農園の方向性であると思います。そのことが青野原の農業の発展にもつながると思います。
古くても良いけど綺麗に保つこと、少しでも長く開店すること、お店のコンセプトが感じられること、お客さんにとって農家さんとの接点であること、農的な希望に応えること。
自分が買っている野菜がどのような人がどのような圃場でどのように作られているか、知れれば、野菜に愛情が沸く のかもしれません 意外と、いや、最も大変な事だけれどもいつ来園されても見学に耐えうる圃場にしたいです。今年は2馬力、先ず圃場管理を頑張ろうと思います。畝間や株間を充分に取ると収穫は減るけれど綺麗に保ちやすくなります。ゴミや資材を残さないように気をつけます。雑草対策これこそが農業とも言われてます。
中山さんに、畑きれいですね、ものすごく整理されている。と、感心したら、整理整頓こそがすべてです。と、昨年の夏だったか、イボダケの収納方法を聞きにいって、その完璧ぶりに驚いたことが思い出されます。


