このチャートはゴールド、金のチャート。米国の銀行破綻を受けて暴騰している。
ゴールドは文明の当初から価値のあるものとして人類に認められてきた貴金属で、鉱山が発見されるや、ラッシュして人が押し寄せた。掘った金をお金に換えるために銀行ができた。銀行は鉱山で金を買い、あるいは安全に保管し、そして、金鉱夫の家族のもとにお金を送金、為替した。次第にお金も預かるようになる。ふと気づくと自分の建物には金やお金が止まっていることに気づき貸金が出来ることになった。
しかし、その時点でバブルが生まれる。お金を預けた人がみんな銀行から引き出そうとすると、それはできない。なんなら、貸しているから。この差を信用創造とも言うけど要はバブルなんだ。引き出しに一定割合の現金を用意しないといけない。その割合を一定以上保つことが求められる。今、そのチェックが始まった。
金利が上がり、支出の必要が増したテック企業がお金を引き出し始めて、とある銀行に、資金不足の噂が生じ、一斉にお金の引き出しが始まった、慌てた銀行が米国債を売って現金化しようとしたが金利が上がって米国債の価格が落ちていて、お金が集まらない、そして破産。波及して取り付け騒ぎがあっちこっちで発生しては大変んなことになる。中央銀行は預金の全額を補償すると約束して火消しに回り、少し落ち着いたが、金融引き締めの中、市場に大量のドルが追加されて、ドル安。ドルへの不安から、金が買われている。結局こうなる。
とにかくお金は刷られる。さんざん引き締めても、それが理由で、お金がさらに刷られる。資産形成に金を持つことはやはり必須なんだ。
もともとゴールドとの交換で銀行が育ち、そのシステムの中に信用創造というカッコいいバブル、つまり他人の金を貸しちゃう仕組みがある以上、その仕組みが精算されようと瞬間追加的にお金を刷らなければ辻褄が合わなくなりゴールドとお金のバランスは損なわれてしまう。ゴールドは自然と値をあげていく。中国の中央銀行よ、自ら刷った通貨でゴールドを買い漁り、してやったりだな。穿った見方をすれば、今回の騒動は中国の仕掛けた金融テロかもしれない。
ところで私は、ゴールドをここでさらに売り、農業の軍資金に充てることにした。まだ上がると思うけどキリがないからね。


