かなり暗い話だ。昨日欧州中央銀行は0.75%の利上げを決めて世界の主要国で利上げできないのはほぼ日本だけとなった。円の独歩安、海外のものは高くて買えない。原料、エネルギーも上がるから、自国の生産品も値段が上がる。すごいことだが、事態はそれだけで済まないだろう。

国債の値段と金利は逆相関。国債は時期が来れば決められた金額で現金化されるので国債が安く売買されるということは償還額との差が大きい、つまり、利回りが高くなることを意味する。国債は国の借金だから、そのレートが上がるということは、日本は高い金利での借金を余儀なくされるということで、サラ金の例を待つまでも無く、日本自体が信用されていないということに他ならない。

海外の日本国債の売り浴びせが厳しい。日銀はそれを買いまくり、レートを0.25%以下に抑える、国債の買いオペを無制限に実施している。それを繰り返し、国債の52%は日銀が保有する異常事態だ。簡単に言えば、日本のような金を返してくれないかも知れない国の借金なんか引き受けてられないと民間企業が売りまくり、日銀君だけが健気に日本の借金を引き受けている。

限界は来る。蛇が自分の尻尾を食べて、52%まで食べて、これからさらに食えば、それはもう、蛇ではない。

円安は、国債の信用を失うきっかけとなり、限界がきて、日銀が支えられなくなる時はもうすぐそこだ。その時、日本は追加の借金どころか国債の利息も払えない。日本は借金を返さない宣言をすることになり、国債は紙屑にどんなに高いレートでも日本の国債は要らない状況となる。

歴史はその時に極右勢力の台頭を招いた。繰り返すんだろうな。

破綻へのロードマップは出来上がった。粛々と日本の国債は売られている。銀行、保険会社は多額の国債を所有している。ステルスに売却をはじねたような国債の値動き。残念だが、日本国債、円は持ってはいけない資産と言える。もてば、減損するだけだ。

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