中学の時の同級生が宮城の120年の歴史のあるお饅頭屋さんにお嫁に行って、テレビで昔ながらの製法で作っている様子が放送されたりして。その美里町というところのイベントが東京台東区でやっているというので会社終わってタクシーで乗りつけたら、意外と寂しげで、同級生に会えるかなと思って、一応、いますか?と、店員と思しき人に声を掛けたら、えーっと、今日は美里町の人はいません、って、ん、店間違えたか、あれ、イベントじゃないんですか?え、あ、イベントです。少し噛み合わない。饅頭ありますか?饅頭というとこれですが、買いますか?もしかして全然違う饅頭かもしれないので、あのー、山の神饅頭が欲しいんですけど、山の神?あー、ここに書いてある。大丈夫です。それで買って。もう一度イベントですよね。そうです。

店の前に旗があってよくみると美里町と書いてある。帰りの最寄駅を聞いて、寂しい感じの商店街をとぼとぼ歩いて帰りました。

さて自宅に帰りその饅頭ですが真空パックになってて、温泉まんじゅうと構成は一緒なんだけど、少しだけおやきに近い白い皮を纏ってます。手作りの饅頭だからきっと同級生が作ったんだろうなと思いを馳せながら頂きました。ちょっと、あなた幾つ食べてんのよ、4っつよ。これ以上太ったら私知らないからね。という声に、現実に引き戻されて、呆然と無意識のまま4っつも食べてしまいました。創業明治33年。私の祖母と同じ誕生年、西暦1900年。おばーちゃん生きてりゃ、120歳か、とまた頭があっちの世界に行って、手が饅頭に無意識に伸びて、いい加減にして、私の分がないじゃ無いのよ。あ、悪りー。しかし何個でも食べれるな。甘さもくどい感じじゃなくて、小豆の本来の味なんだろうな。もう一袋買ってくれば良かった。

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