
とうもろこしの夏が終了して、枝豆もないと主力はトマトですね。佐藤農園が受託販売の形なので手数料を頂いて販売していますが、自分の商品が無いと手数料の収入はとても切ない状況で、Ryoko 社長は店番を従業員に任せて畑のお世話に出掛けてしまいます。
残された従業員は、お客さんが来るたびにそぞろ対応します。八百屋がなくなりスーパーになってお買い物の時の店員とお客のコミュニケーションが希薄になり、買い物自体がとっても無機質になってしまいました。それはbunsen が小学生の頃、少しずつそういうコミュニケーションがない買い物スタイルが進展し、今やレジまでもが自分でバンバンするようになりました。
懐古的ではありますが、青野原農産物直売所は懐かしい買い物スタイルを余裕のある限りはやっていきたいなと、お客さんの相当数はそういうめんどくさい買い物スタイルは望んでないのでしょうけど、従業員のエゴでやっているわけです。
キャンプに来た家族。お子さんが1人で中学生の女の子でしょうか。微妙な年頃です。不機嫌そうにトマトを家族で選びます。とうもろこしないですか?ごめんなさい、おとといでもう畑にもないです。でも11月に向けて準備してます。11月?えー。ちょっと作るのが難しくてうまくいった試しがないんですけど。寒いから?それもあるんですけど、植える時は暑くてヒョロヒョロ育っちゃって、いよいよ実が太る頃には寒くてヒョロヒョロのまんまシュンって天国にいっちゃうんです。うまくいったなって思ったら台風にやられたりして。農家がうまくいった試しがないという話が少女の壺にハマったようで、不機嫌そうな表情が一変して、楽しそうに笑ってます。おかーさんが、あらま、農家さんもうまくいかないことがあるんですね。11月、楽しみにしてます。はい、またお越しください。
お客さんは中年の夫婦です。トマトとても美味しかった。これは佐藤農園さんが作ってるの?いや、僕らは売ってるだけです。農家さんじゃないの?いや、農家というか、妻が農家といえば農家です。私はちょっと前まで会社員でした。やっぱり、こないだ主人ときっとそうだよって話してたの。定年で延長しないで辞めちゃいました。僕も定年なんだよ。同い年?いや、65才。あー、最後まで勤めたのですね。これからは悠々自適ですね。そういう感じでもないけど。私、サラリーマンって感じでしたか?絶対そうだと思いましたよ。仕方ないですね30年以上もやってきたから。ハハハ。楽しいわ。また寄りますね。ありがとうございます。


