
ちょっと、画像の表現は正確ではないかもしれない。フランスの経済学者トマピケティが21世紀の資本という本で記した有名な公式で格差の拡大はその差が大きい時に増大するというものだ。
rは資本収益率。資本は投資だから投資家が得られる利益率とも言えるし、ROEリターン オン エクイティ とも言える。株価の上昇率とも言える。
gは経済成長率。GDPの伸び、生産性の向上など労働の質、そういったもので、金利がこれに近しい。
給料が伸びずに株価が上がる日本の現状は格差拡大のプロセスにあって、NISAとか国民の所得構造をなるべくrに近づけようとする、まー、親心も原始的蓄積のない場合や、金融リテラシーが低い場合、自らをgの世界に閉じ込めてしまう。親心は却って格差拡大のレバレッジになってしまうのだ。
若い社員に貯金ではダメだぞ、米ドルを持ったり、資産を形を変えて持ってないと。とりわけ円は危ないぞ。と話しても、むしろ私が危ない人的な感じになってしまう。
金利が高く経済成長が著しかった時の日本の、その成功体験が大きな意味で邪魔してしまう。


