私は金融系の会社で働くことが多くて、自分自身知識の習得に苦しんだ。基礎的な知識が不足しているから。ライボーとかシーピーとか言われてもピンとこない。3年かかった。

日本には銀行協会という組織があって、銀行業務検定試験を用意している。法務、財務、税務など多岐に渡り自社で社員を育成しきれない地方銀行などが社員教育に活用している。

私は、金融の教育にも携わって、社員に受験を促し、自分もいくつか受験した。しかし、これが日本風なのか、逐語的でつまらない。そこで実際の社員教育には自分でテキストを作って教えた。

今、振り返ってもよくできた内容だが、また、基本的なことばかりを記したのだが、新人で最後までついて来れるのは少なかった。不思議に思った。日本人は原理原則を理解してそれを伸ばすというか、拡大して思考するのが苦手なのか、金融教育をもっと早い時期にしないといけないんだなと感じた。

中学か高校の家庭科で金融教育をするらしいが、そもそも家庭科ってなにかな?社会、または数学だろうと思う。

士農工商の期間が長かった日本人は、身体を使い真面目に会社に通うことが、宮仕いが美徳とされて、仕組みを作りサヤを取ったりするのはずるいという風潮がある。今の経済の停滞もそこに起因する部分が大きい。

与えられてその通りやるのは得意だが、原理原則から発展させたり、まさかというビジネスモデルを作るのは苦手になってしまった。

年金制度は破綻していて、国の借金も尋常じゃないにも関わらず、真面目に働いていけば大丈夫と今や定年70まで検討されている。フランスでは50代後半には年金暮らしを志向するというのに。

資産形成には時間を使わなければいけない。金融の知識をなるべく早く、中学2年から2年かけて、社会、数学の両面から教えるべきだ。

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