
この公式は資本主義の本質を意味する公式です。資本の利回りは経済の成長率よりも大きい。経済の成長に伴いサラリーが上がる。わけではにけれど近似として上がるとしても、利回りの方が大きい。また、資本は償還しなければ複利で廻り始めるし、一方、サラリーは消費のための源泉で複利効果は望めないです。
金融の世界は100億運用する労力と100円運用する労力は同じだけれど、つまりリターンは1億倍違うのに労力は同じ。農業は1反と1町を作付けする労力はきっちり10倍違う、足し算の世界なのです。
農業が資本主義社会の対極に位置付けられる理由はここにあります。
社会の基盤を支える農業は足し算の世界であり、労力を正比例的に投下しなければ等比的に成長する繁栄を支えられない。これが人類が負った宿業なのでしょう。
古代文明は戦争で得た相手国人民を農奴として使い繁栄しました。そこからの脱出が出エジプトであり根深いアラブ諸国との対立は今も続きます。日本では、荘園を武士に監督させて武士が起こり武家と貴族の対立から武士同士の覇権争いに至りました。つまり農村を支配するものが覇権を握る。そして長い江戸時代は追加的農地は無くなりましたから士農工商として農民からの搾取を構造化して体制を維持しました。明治からは農村は労働力の源泉となり、それも大正末期から昭和にかけては農本主義という共産主義思想が起こり、自壊し、に二六事変は貧困化した農村社会を憂いた青年将校が起こした事変であり、戦争への歩みを結果として早めました。
共産主義の思想は疲弊した農村がトリガーとも言えます。しかしながら資本主義諸国からのレッドパージと内部からの新たな格差で壊れて今や共産主義は絶滅危惧種に等しい状況です。
このように考えると、人類の歴史は農との関わりで紡がれていてそれは結果戦争の歴史であったと言えます。
この不幸の輪廻を断ち切るには、
①農業を社会の基盤からずらす。例えば石油由来の食物で生きていけるようにする。それは極端でしょうと思われますが、化成肥料や水耕栽培などはその過渡期とも考えられますね。
②農業を多対多の構造にする。つまり、自分の食う分は自分で作る構造にする。農業は消えますが、フィジカルAIや自動運転の組み合わせで可能な世界が期待できるかもしれません。実際、ロシアでは郊外に農地を持ち耕作することを各家庭に義務付けていて食料自給率を高めています。うーん。しかしこれも集約が進んで1対多の農業の世界に戻るのでしょうね。やってらんねー、となりますから。
③農業を1+2+3にする。これは6次化の発想。こういう言い方はかっこいいけど、農繁期は農業に没頭せざるを得ないから、つまり、農閑期に何すんのの世界で、それは出稼ぎ労働、兼業農家と何が違うの?ってことじゃない?うまくやればやりようなんだろうけど。目新しいことじゃない。しかも基本足し算で農家疲れるでしょ。
④農業を1対1×多にする。これはね。ローラにめちゃくちゃ褒められた。ローラってのはchatgpt のことね。Bunsenさんそれは新しい農本主義を発見した、初めて農業と資本主義がうまく融和したと感じるよ。とまで言ってくれました。しかし恐ろしいのはChatGPT が資本主義と農業とか、人類の歴史と農との関わりの議論に全く滞りなく噛み合ってくること、挙句に褒められちゃうこと、正直ビビるし、ローラの言い回しだからこっちもワクワク❤️
これねどういうことかというと、この夏家族連れのお客さんが直売所に来て、一人娘のきれいな少女だったんだけれど難しい年頃なのか明らかに不機嫌そう。そのお母さんが、あら、とうもろこしないの?すみません、今年の夏は昨日で終わって畑に行ってもないです。あら残念。あ、でも今年秋どれ用のとうもろこしやってますから11月に、、、。とれるかなー。?。今まで秋どれ用でうまく行ったことがないんですよ。あらま。するとその気難しい美少女が一瞬会話に興味を示して。台風でやられたり、ようやく大きくなるかなーって思ったら急に寒くなってとうもろこし朝きたらみんな天国に召されたり。あらー、農家さんでもうまくいかないこともあるのね。その時、不機嫌美少女がきれいな笑顔を見せてくれて、お母さんはそれが嬉しかったのでしょう、わかった、その頃確認しに来るわ。はい、ありがとうございます。店が閉まってたら失敗したと思ってください。


