
関税かけまくってます。保護主義化が進んでいますね。
日本は生糸の輸出で儲けたり、加工貿易で高度成長を実現したりと、輸出がしやすいことを良いこととする思想が強いですから、こういう情勢は直感的に嫌だな、と、感じてしまいますよね。こういう情勢はどういう国にメリットがあるのでしょうか。
輸入に頼らずともやっていける資源が豊かな国、自国に大きな市場があり生産物の売り場に困らない国、武力やセリングパワーがあり相手国からはカウンターの関税をかけられない国。
そう、アメリカはまさにそれで、その通りの戦略をとっているのです。
昔、日本は鎖国政策を取っていて、これは究極の保護主義な訳ですが、一般論として、日本が列強の植民地にならずに、まー、弱小国扱い程度で済んだのは、鎖国によって日本国内に資本的蓄積があったから、とされています。鎖国は、優れた戦略であったのです。
黒舟来航で強引に結ばれた日米通商修好条約ですが、関税自主権が無いという片務的不平等条約で、その代わりに、アヘンは持ち込まないでね、という清国の悲惨な状況だけは避けるような、もし最初にイギリスと結んでいたら、麻薬密売組織、東インド会社にそれこそボロボロにされていたでしょう。
今の事情は自国の関税に自由度はありますが、中国のように、米国にカウンターで関税をかけるような根性はないですから、実質関税自主権は無きに等しく、鎖国に戻ることもできない、哀れな国家の状況と言えます。
散々米国への投資を自ら申し出て、その挙句にこれですから、まだ、ゼレンスキーの方が、良かったのかもしれませんね。
わかりやすいトランプ、日本もそろそろ自分の足で歩きを始めないと、属国扱い以下になってしまうかもしれません。兵器購入を約束する一方、高額医療費引き上げで、政治力の不足を国民に転嫁する、保守政党ならぬ、保身政党では、日本の将来は輝くことはないでしょう。かといって、メンチ切って戦えば、もっと酷い将来が想定されるだけで、国家的サラリーマンよろしく、手摺り、足擦り、やるしかないのかな。弱小国の悲哀を感じるね。結局は幕末と変わってないですね。
ただ、当時のように、国が割れるような議論がないままふわふわ進んでいく様は、ややこしいことは、金で解決って、もうそんなにお金ないでしょうに。


