
12月に入り、地主様や直売所の組合長に年末のご挨拶に廻ります。ささやかで恐縮ですが横浜文明堂のカステラとごあいsつのお礼状を添えてのご訪問です。
お屋敷かはたまたお寺かとみまごうほどの邸宅ばかりで、この地域がかつて養蚕で栄えていたのだろうと想像させられます。
築200年を超える邸宅もあり、ご先祖から受け継がれた大切な畑をお借りしているのだなと改めて気持ちが入ります。
一方で、住民の方の高齢化は進み、御殿のようなお宅を壊さないといけないか悩まれていたり、実は大きな畑の世話が難しくなったのでやってもらえないか、とさまざまなお話が出ます。佐藤農園は農地が足りていないのでとてもありがたい事です。畑がいくつもにわたり、電気柵だけでも8セット所有していて、それも辛い部分んではあります。お困りのことが私たちの耳に入ってくるということは信用頂いているということで、ありがたいことであると同時に丁寧な畑の管理ができなければ信頼を裏切ることになりますので責任を果たせることが全ての前提になります。
青野原地域は過疎化と言えば過疎化です。しかし、その様子は地方によって一応ではありません。リニアモーターの神奈川県の駅となる橋本は、品川まで15分程度の好立地でマンションは億を超えても売れている。青野原は橋本から車で30分、車で30分で美しい自然に触れられるというのはものすごいアドバンテージといえます。橋本住民にとっても青野原住民にとっても。
私は横浜の長者町の出身でその地域に住む人はどんなお金持ちでも自宅に庭はありませんし、こんな心地よさそうな南向きの広い縁側なんて、ありえないんです。それが理由か、お金持ちは長者町には住まず山手に自宅を持つのです。しかし青野原の皆さんにとって広い庭も縁側もあたり前。だからその素晴らしさがわからないんです。羨ましくて、羨ましくて。
青野原で古民家カフェを開いている方がいらして、週末だけの開店ですがとても繁盛しています。やりようです。
直売所を任せて頂いていますがポテンシャルを活かしきれていない。反省すべきことです。
高齢化が進みアクションが取れなくなる前に、この自然、美しい風景を損なうことなく、都会ではとても贅沢な日常を経験してもらう仕組みが必要です。
市民農園のふれあい農園が利用者が少ないとのこと。ここの景色はとりわけ素晴らしく、休憩所がなかった頃はよくここで昼食を頂きました。今は利用者が少ないけれど、アプローチを変えれば必ず盛況となると思います。
橋本の億ションにお住まいの皆様に、利用しやすく工夫してご案内すれば、マンションには菜園はないですからね、相当な確度で利用したいと思うはずです。青野原は橋本に無いものを提供する形で青野原は橋本と一緒に発展すれば良いのです。


